S-laboratoryのブログ

毎日をブログに記録するをモットーに基本毎日更新。書く内容は様々。

2021/1/10

生花が届く。

 

とてもきれいだ。生花が届くのはあまり経験のないことだから新鮮である。

 

地元の議員の方が弔問に訪れた。親父の高校の後輩がらみで何度かあったことがあるとのことだ。非常に丁寧な方だった。

 

その方以外、人の出入りはいなかったので基本静かな一日だった。

 

人の出入りが激しいとこちらとしてもすり減るものがある。

 

 

 

 

2021/1/9

高校の同級生が弔問にやってきた。

 

生前父親と仲が良かった達で、70近くになっても同窓会やったりして付き合いが深い方たちだそう。

 

ちなみに自分は高校卒業以来、誰とも付き合いはないし同窓会だなんて無縁だ。

 

話を聞いていたが同級生たちもショックを隠せなかった様子。

 

これだけ付き合いが深いのは自分としても羨ましく思う。

 

改めて友人は何かを考えさせられた。

 

俺は自身もってこれが友達と言える友達だなんていなけど。

 

 

2021/1/8

二度目の緊急事態宣言が発令。果たしてこれで感染者数は減少するのか。誰もがそう願っているはず。今回の2回目は緩そうな気がしてならない。

 

やっと今日の9時から火葬されて遺骨となる予定。死に顔も見ずに火葬され、遺骨も自分たちは拾うことは今回の死亡理由だとそれは許されない。

 

正午ごろ遺骨が届いた。

 

自宅から療養施設に連れていかれる時、まさか自分が遺骨となって無言の帰宅を

するだなんて思いもしなかっただろう。

 

こんな経緯だから死んだという実感がわかない。

 

こういうものなんだろう。

 

何もできない自分が情けなく思う。

2021/1/7

午前は支援センターの方と面談。

 

先月に面談を予定していたのだが、新型コロナの濃厚接触者となり自宅待機になったためリスケしていた。

 

相談員の方には、色々様子をお話ししていたが、今回父親が亡くなったことを伝えたら絶句していた。

 

当然だがまさか亡くなるだなんて思っていなかっただろうな。基礎疾患もなかったし。

 

今回の面談は相談というより自分からの報告だった。

 

ただ前職から二回ほど連絡が来たそうで、特に細かいことを言わずにさっさと終わったそうだ。やめてからも詮索されないといけないだなんて迷惑な話だ。

 

父親の死が退職後でよかった。あの会社にまだ勤務していたらかえって厄介だっただろう。心配されるどころかマウントされるから。

 

また来月面談するけど、また電話来るのかな。

 

これ以上追い詰めないでほしい。

 

2021/1/6

いよいよ第二の緊急事態宣言を発令されると出た。

 

それと反するように東京でも感染者は2000人を超えている状況。

本当に緊急事態宣言発令で感染者数は減るのだろうかがすごく疑問

 

本日葬儀社の方がお見えになり祭壇をセットして頂いた。

何となく実感がわいてきた。まだ遺骨は戻ってきていない。

 

その際に請求書を頂いた。

 

病院から遺体を運搬し、火葬する日まで安置所で遺体を安置、そして火葬場へ運搬し火葬して頂き、自宅に届けるのだがトータルで50万程度はする。

 

自分は今無職。母も専業主婦。

 

残高は0円ではないがとても払える金額ではない。いずれ財産相続するからそれを見込んで結局借りることにしたが、それを支払えない自分が情けなくなる。

 

本来なら自分が全て払ってあげたい。

 

親父の遺影をまともに見ることさえつらい。

 

そんな心境だ。

 

2021/1/5

葬儀社の方がお見えになられた。

とても雰囲気もよくご丁寧に対応して頂けそうな方なので安心できる。

 

このまま遺体を見ずに火葬されるので自宅に帰ってくるのは火葬された後である。

 

 

感染拡大の中ついに、政府からの一都三県で緊急事態宣言発令が予定されている。このコロナ渦中で葬儀をするのには危険がある。色んな人をお呼びするわけにはいかない。父親は生前つながりが広かったので、友人等を招いて葬儀をしたいところだがそれも難しい状況。

 

結局話し合いした結果、葬儀はしない方向性になった。

 

しかし、これを実家の墓がある、お寺の住職に相談したところ猛反発された。葬儀やお別れ会は絶対にやったほうがいいと。ある意味金儲けだろうと聞こえるかもしれないが、我が家はお寺の檀家でもあるので簡単に断るわけにもいかない。相手の顔を立てる意味でもやらないといけないし、こちらとしてもやれるならやりたい。

これも檀家の宿命なんだろう。

 

うまく話し合った結果、うちの自宅で身内だけで葬儀することになった。

 

このコロナ渦

 

今までの常識は通用しないことばかり。

 

どうしたらいいことやら。

2021/1/4

昨日闘病中のCOVID-19父親が亡くなった。ひとまず75年間お疲れ様といいたい。それとともにこんな医療機関がひっ迫している中で、ご対応いただいた医療従事者の方たちには大変感謝をしたい。

 

その前日に危篤だというお知らせがあり、ICUの窓越しから面会できると言われたが自分は断った。そんな痛々しい姿見たくなかったので。

 

最近、政府や自治体の対応がニュースやSNS上で批判されているが、対応の遅さには疑問を持つものの、あんたらのせいで親父は死んだんだとは思っていない。

 

COVID-19よりも寿命的なものだと自分は割り切っている。老衰というには年齢的には早いか。

 

何一つ大病したことある人ではなかったし、比較的丈夫な人だったので、ここ一カ月程度持ったのかもしれない。

 

このCOVID-19で亡くなった場合は遺体と対面することもできず。納体袋に入れられて納棺されてしまいそのまま火葬場で焼かれて自宅に戻ってくる形になる。遺体と対面していないせいか亡くなった実感もないし、複雑な心境だ。

 

葬儀の形も通常とは異なるし、前代未聞の対応になるから対応が複雑だ。

年末年始もあり、火葬場は混雑しているようだが8日に火葬されることになっている。

 

すぐにでも火葬してあげたい。

 

詳細は落ち着いたら別のブログでも書こうと思ってる。

 

街中でノーマスク、あごマスク、マスクから鼻を出している人、隣人や大人数で会話している人や集まっている人で全く危機感のない人

※諸事情でどうしてもできない人は除く

そしてSNS上で「コロナウイルスは茶番」「コロナは風邪」「マスクを外そう」そんなタグを見かけるが、こんなコメントを発信する方たちはまだ恐らく罹患したことがないからせいもあるのかとは思うが、言っておくが罹患してからでは遅いということをCOVID-19で亡くなった家族として言っておきたい。事が起きてからでは遅い。COVID-19というのは、従来のインフルエンザどころではないことを知っておいてほしい。

 

ついでにそんな人は、罹患しても自宅待機で過ごてくれ。療養施設も病院も一切利用するな。そんな人間はさっさとそのまま野垂れ死んでくれ。

 

医療従事者の方たちは感染症の対応だけではないし、COVID-19に感染した人をいち早く感染者を回復させたいと思っているし、同時に減ってほしいと願っている。

 

彼らは命がけで戦っていることを忘れないでほしい。